シャッターボタンが全然下りないコダックポニーフラッシュ。フィルム室から見るとシャッター軸がカムを押しているのが見える。ここを手で押すと鏡筒のシャッターに動きが伝わってちゃんとシャッターが開いて閉じる。軍艦を開けてみることにした。
軍艦を開けるのはかなり易しい。左右の巻き上げられノブと巻き上げノブのマイナスを外すと、それぞれの下にマイナスが現れるのでこれらを外すだけだった。
軍艦内部。ものすごいシンプルさだ。観察・操作・観察・操作・観察。歯車をちゃんと合わせて、シャッターの軸に注油。そうするとシャッターが下りるようになった。ちょっとシャッターの戻りが悪いときがあるが、そのまま一晩置くとまあまあよくなった。
巻き上げ軸が割れていて、巻き上げが空回りする。これはボンドで応急処置。
ピントリングが軽すぎるが、ピントチェックしてみると合ってそうなのでとりあえずこのまま1本撮ってみることに。
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2 comments:
お、ええなあ。試写できそうやね。しかし、「フラッシュ」と銘打っておきながらフラッシュがついてないとこを見ると、かなり古いカメラなんかね。フラッシュが「つけられる」ことを名前で謳えた時代の。
そうやね。50年代やろなあ。ベイクライトちゅうの?丈夫なプラスチックボディやね。軍艦開けたらカメラとは思えんほど太いグレーの配線が出てきたね。
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