2008-08-31

日本カメラ博物館

半蔵門の日本カメラ博物館へ。手作りカメラ展示会。
たいへん丁寧にたっぷりと説明していただき、楽しい時間。

ここは日本のカメラの世界の中心、基準、総本山。

コリメーターという無限遠測定器がある。常設されているとのこと。
ここに持ってくれば正確な無限遠が出るのだ。

GRC状況-雨、金属少々

雨、秋葉原。
レンジファインダーが見当たらない。
「今日はレンジファインダーはないですか?いつもこの辺にあるやつ。」
「金属の?」
「そう。金属の。」
「今日は少ないです。そこの下のところ。」
あー、少ないなあ。オートハーフ、エレクトロME x 2、ペンEE x 2、ミノルタAL-F、New Canonet QL19GIII、FUJICA HDS、オリンパス35なんとか...。かごの1/3くらい。
今度いつ入るか聞いたところ、9月10日以降にまとまって入るとのこと。
「また、その頃に来ますね」
キーワードは金属。

2008-08-21

minolta repo


ミノルタレポ。ハーフカメラ、ロッコール付き。とても小さくて軽いなあ。レンズはまずまずの綺麗さ。ちょっと拭けばいい感じになりそう。セレンが死んでいるのか露出計の針は動かない。あっ!動いた!と思ったら傾けた拍子に重力で動いただけ。ここを何とかせんならんか。巻き上げ、シャッターはええ感じやねんけど。

2008-08-19

Hobix



Kさんからお借りしたカメラ Hobix。東郷堂というところが作った1940年代か1950年代の子供用カメラらしい。レンズは1枚だけ。とても小さくて軽いが、ちゃんと豚革のケースに入っている。贅沢なおもちゃ。ファインダが正方形なところからするとスクエアフォーマットなのか。調べたらボルタというフォーマットのフィルム。この方のページを見ると35mmフィルムから自作できそうだけど、たいへんそうだなあ。頑張ってはるなあ。素晴らしいなあ。気が向いたらトライしてみようかなあ。やめとくかなあ。

これはいい

ヘルメットのシールドを開閉式にするためのアタッチメント装着。

(*ケータイの撮影モードがビジネスショットモードになっていたのでパース補正がかかった写真になってしまった)

これに加えて指先が露出したグローブ(右手のみ)が300円で放出されていたので購入。これでカメラをタスキがけしておくと、カパっとシールドあげてパシャっと撮れる。これはいい。(走りながらは撮らへんよ)

Disc Camera ACHIEVER



もう十年以上も前のことか、Los Angels のディスカウントショップで買ったディスクカメラ「Achiever」。直訳すると達成者。数ドル。仕事場に置いたままだった。あ・間違って開けてしまった!10年前のLAを写したであろうフィルムが中に!ちょっとは生き残ってるかなあ。現像に出してみるかなあ。当時 LA で断られた記憶があるが。

2008-08-18

Fujica Drive と Centuria


Fujica Drive や Fujica Half のレンズキャップには、DNP Centuria のフィルムケースのフタがぴったりであることを発見。フタの裏側の内側のベロをカッターで切り取るといい感じで嵌まる。中央にフジっぽいミドリの丸シールを貼ってみた。

2008-08-17

となりのリコー

ちょっと前の話。

都立大学駅近くのビルの1F。100yen shopのとなりに、いわゆる「町のDPE屋さん」的フジカラーの店のショーウィンドウ。
ん?と気になって近づいてみると...

リコーフレックス。IIIB と IV。写してみたいなー。
と、この写真、カシオのケータイのカメラで撮影したのを補正したものだけど、色がオリンパスズイコーぽい感じになってる気がする。

VitomaticとHasselblad用金具


ハッセルブラッドの金具が到着。しかしながら Viomatic に付けるには穴が僅かに小さい。程よい試練をお与えなさるカメラの神様。ベランダにて金工ヤスリでゴリゴリ削ることに。外は大雨。テントに激しく降る大粒の雨滴の圧力を感じながらの作業。できあがり。自作ストラップを取り付け。鼻(レンズ)の重さで前に傾くが、それはそれこれはこれ。やはりストラップはなめし革が好きや。

Fujica Drive 分解

ピント確認もばっちりで完調と思われたフジカドライブだがシャッター不良が発生。おそらく露出リングの隙間から流し込んだベンジンと潤滑油の混合液が悪かった、すまぬ。コンゴウエキ、スポイトにニカエラズ。二子玉川の花火大会に連れて行けず。
花火には無謀にもAgfaカラートで出動。帰宅後、このフジカけっこうなところまで分解することに。今回は珍しくメモとデジカメで経過を記録しながら分解。やはりメモはとるべきだ。




ベンジンと鍵穴のクスリでなんとかシャッター復調するも、こんどは露出計が渋くなったではないか。カメラの神様は厳しいなあ。もうかんにんして。セレンからつながる針は生きているので、それを伝える機構が渋っている。ベンジンと鍵穴のクスリとベンジンで薄めたラウナ精密機械用潤滑油でなんとか動くようになったがなんとなくまだ不安定ではある。そうこうしている間に北京オリンピック予選リーグで日本野球が韓国野球に負けてしまった。明け方が近い。今後、星野の顔を見るとフジカドライブのゼンマイの音を思い出すことになるだろう。来週の伊豆下田旅行をこいつに頼ってよいものなのだろうか。星野が苦い顔をしている。

2008-08-15

Fujica Drive

Fujica half のレンズ移植用にと思って入手するも、状態良すぎるのでこのまま使うか。モルト張替え、レンズ清掃、絞りリング注油、ボディ磨き、合皮保護剤ぬりぬり実施。明るいときにピント確認してオーケーなら試写だ。

2008-08-13

旅する金具

新潟のカメラのキタムラにハッセルブラッド用のストラップ金具があるのを発見。


http://blog.kitamura.co.jp/203/4860/2008/07/_485474.html
これが、フォクトレンダーのビトマチックに丁度いいという話を読んだので電話してみたのが先週のこと。するとこの金具、新潟から福岡へ移動したらしい。小さいのになかなかの放浪ぶりだ。東京に送れるか聞いたところ、いったん新潟に帰郷させて渋谷のカメラのキムラに送るとのこと。キムラ?キタムラと近くはある、文字のビジュアル的には。ともあれたいへん丁寧な対応であった。明日(木)には東京にやってくるらしい。手に入れたら自作のストラップをセットしよっと。

2008-08-07

GRC状況

GRCにいつ行ってどういう状況だったかを記録しておくとよいことがあるかと考えここに記す。
ちょっと時間が空いたので炎天下の中秋葉原へ。
GRC、残念ながら今日はレンジファインダ、コンパクトともに1台もなし。商品の入れ替えなのか、段ボールに何やら詰め込んで整理している様子。1眼に混じってオリンパスXAが2台あるのみ。
とそこへ、...
韓国人の若い男子二人組が入ってきて「ココ、トイカメラアリマスカ?」と質問した。
心の中で「ないよ、ないない」とつぶやきながら、M42 系のレンズを物色続行の会社員(俺)。
GRC「トワ?」
どうも「トイカメラ」という語を知らない様子で、なかなか話が通じない。
「ええよ、このまま知らぬままで居てくれ」(俺の心のつぶやき)
「トイカメラ知ラナインデスカ?」(韓国人)
「宇宙の常識ではないで、トイカメラは」(俺心)
「シラナイデス」(GRC)
「知らない知らない」(俺心)
「んー、ナンテイエバイイノ、...!...オモチャ!、オモチャカメラ」(韓国人)
「あー、オモチャネ」(GRC)
「ロモ、ロモ、ホーガ」(韓国人)
「???」(GRC)
「ないない、他をあたったほうがええぞ」(俺心)
「プラスチックノレンズデ...」(韓国人)
「プラスチックネエ」(GRC)
「ロモ」(韓国人)
「?」(GRC)
「ハーフとかどう?と言ってあげたりして...いやいや、このGRCの状態は貴重やし...オアシスはこのまま保存してたいなー、今日はそんなん見当たらんし」(俺心)
「うちは日本のカメラです、オリンパス、キヤノン、フジフィルム、...」(GRC)
「ソウデス!日本ノカメラデス!」(俺心)
「ソーデスカー」(韓国人)
結局、韓国の若者は諦めて去り、GRCにトイカメラとその周辺の知識は残されないままこのシーンはおわり。
GRCは裸足で黙々と店の商品整理続行。
これでよかったんやろか。

2008-08-04

ハンドメイドストラップ


こんな感じのカメラストラップをつくってみる話。クラシックカメラに似合う、幅1cmの革で。お手本は古いコダックのカメラ用のストラップ。長さは130cmにしてみた。ちょっと長め。東急ハンズでは500yen/m くらいだったと思う。色は黒、こげ茶、うす茶、白があった。以下うす茶での作業写真。


カシメ金具。10mm の革幅からはみ出さない直径のものがいい。なぜならはみだすとカメラに当たって傷がつく可能性があるから。東急ハンズで 130円くらいだったと思う。


カシメ金具拡大写真。


カシメ金具をカポっとハメて、金槌でコンコンしたところ。革2枚分よりちょっとだけ余裕がある隙間にしておく。


こっちは革。ベルトの穴開けパンチで穴を開けて、カッターナイフで裂け目を作る。ジョリジョリ。


穴付近の革を拡大撮影。先っぽの角を落としてみたりもした。


革の穴にカシメたカシメかなぐをハメて、


カメラの三角金具(正式にはなんというのか?)に通してから、先端の穴にもカシメ金具通してできあがり。総作業時間10分程度。