2009-02-11

Kodak Pony Flash + Angenieux 3.5/45mm 修理

シャッターボタンが全然下りないコダックポニーフラッシュ。フィルム室から見るとシャッター軸がカムを押しているのが見える。ここを手で押すと鏡筒のシャッターに動きが伝わってちゃんとシャッターが開いて閉じる。軍艦を開けてみることにした。


軍艦を開けるのはかなり易しい。左右の巻き上げられノブと巻き上げノブのマイナスを外すと、それぞれの下にマイナスが現れるのでこれらを外すだけだった。


軍艦内部。ものすごいシンプルさだ。観察・操作・観察・操作・観察。歯車をちゃんと合わせて、シャッターの軸に注油。そうするとシャッターが下りるようになった。ちょっとシャッターの戻りが悪いときがあるが、そのまま一晩置くとまあまあよくなった。


巻き上げ軸が割れていて、巻き上げが空回りする。これはボンドで応急処置。


ピントリングが軽すぎるが、ピントチェックしてみると合ってそうなのでとりあえずこのまま1本撮ってみることに。

2 comments:

Anonymous said...

お、ええなあ。試写できそうやね。しかし、「フラッシュ」と銘打っておきながらフラッシュがついてないとこを見ると、かなり古いカメラなんかね。フラッシュが「つけられる」ことを名前で謳えた時代の。

shujiout said...

そうやね。50年代やろなあ。ベイクライトちゅうの?丈夫なプラスチックボディやね。軍艦開けたらカメラとは思えんほど太いグレーの配線が出てきたね。