2009-01-04

Datelux レストア

シャッターボタンがびくりとも下がらないのを探るため分解。なんとなく分解し始めて手強いことがわかってきたが、引き返さへんで。

レンズボードを外しかけてシャッターの上下動を伝える軸にあるスライダーの電池室近くのところが固着しているみたいなので液漏れらしき固まりを削ってベンジンつけてゆっくりと力を込めるとシャッターが切れた。

地道にシャッター運動を繰り返すと何とか普通にシャッターが切れるようになった。シャッターストロークが深いのは、固着したままシャッターを押し込もうとしたためだろう。シャッターボタンの直下の金属の曲がりを力技で調節して、まあこんなもんか、と。作業中思い出したが、このカメラ、暗いとシャッターがロックされる。くらいときはストロボ焚けちゅうことか。
<以下作業内容の記録>
・シャッター機構固着解消
・電池室腐食清掃
・後玉フィルム室側にカビ。爪楊枝をそっと当ててシャッター切りつつ強制開放状態にして清掃。
・フィルム室からシャッター羽根に鍵穴のくすり
<以下懸念>
・じゃっかん露出感度が弱いような気がする
・巻き上げレバーの組み上げ方をどこか間違えたのかグラついている
・ストロボは試してない
が、まあこのへんでフィルムを通してみるかと。レンズはかなり綺麗だ。ケンコーのスカイライトフィルターがついていたお陰か。撮影は20年ぶりということになる。

1 comment:

Anonymous said...

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