譲り受けたオリンパスペンEE-2。ゆるい写りをもちょと何とかしようというのとフィルムカウンタ不動なのを修理してみるか、と。
軍艦開けて歯車の噛み合わせを確認しながら裏蓋で押さえつけられる金具を調節したらあっさりとカウンタ復活。現在枚数示す赤矢印のネジを増締めして終了。レンズのほうはまず銘板を輪ゴムをクッションにしつつプライヤで回して外す。レンズユニットが現れる。カニメで外す。ユニット内のカニメをさらに外すとバラバラに。診てみると、前玉が擦り傷だらけ。これはどうにもならんか。取り敢えず台所洗剤浴させてみた。
レンズ研磨というものをやってみるかなー。微妙にスイートスポットが変わるんやろか。などと考えながら再組み立てして今日は終わり。
2009-01-25
Agfa SiletteSL分解 シャッター清掃・ピント合わせ
撮影結果がいまいちだったアグファジレッテ。露出に問題ありとの認識からシャッターを疑うことに。シャッタースピードが遅い。超低速は粘っているし、125 と 60 が遅い。シャッターをベンジンで清掃することに。前玉を外して、中玉も外し、シャッター羽根をむき出しにし、根気よくベンジン、拭き上げを繰り返す。仮組して確かめるが症状同じ。よっぽどベンジン浴の刑に処するかと底の合皮を剥がしかかったが、もう1度清掃してシャッター環のクリックがきっちり決まるようにきちんと組み直すとそれらしき速度が出るようになった。超低速もかなりよくなった。よし。ついでにピントリングが重かったのでヘリコイド油をベンジンで薄めて、ピント調整。ちょこっとレンズも拭いた。さてこれでうまく行けば嬉しい。と思ったらもう夕方やんか。むむむー。
2009-01-24
Balda Baldessa 1b
そうこうするうちにバルダ・バルデッサ1b。このレンズ WESTANAR は3群4枚構成と聞く。(BALDANAR はトリプレットらしい)作りは隅々までしっかりしていて、シャッター感も素晴らしい。形はサントリーオールドに通じる。だるまのようでオリジナリティ溢れる。かわいいやつだ。しかも意外とコンパクトだ。セレンのメーターも生きていて、それらしき値を示しているような気がする。
巻き上げが特徴的で、ボディー底面のゼンマイ巻きのようなつまみを起こして回転させると巻き上げ&シャッターチャージ。
さて、オプティカルにはまあピント合ってると信用して、距離計をちょっと調整してみた。背面のファインダの右の大きなマイナスネジのフタを外すと、中に小さいマイナスネジが現れる。これを回すことで2重像の左右が調整できる。2重像はなかなか見やすくて快適。
さてさて、ASA100入れて撮影してみるか。
Agfa Silette SL ピント合わせ
2009-01-21
2009-01-20
Primo Jr
Agfa Silette SL
オバマ就任式直前のアメリカ合衆国からアグファジレッテSLが到着。目当てはレンズだ。COLOR SOLINAR 2.8 50mm。露出計はええ感じで動いている。ファインダ横の赤いAgfaロゴのカバーがカパっと開いてセレンらしきものが覗いて露出を計ってくれる。追針式。シャッターも1/1が粘る以外はオーケーだ。全体に作りがしっかりしていて、シャッター機構のシュアーさが気もちいい。ヴェラを思わせる感触。モルトなんか必要としてない様子。さて「確固たる意志で回せば回る」と説明されていたピントリングだが、確かに固い固い。全く動かないと言ってもいい。イモネジを3本緩めるとピントリング自体は外れて前玉ユニットがむき出しになった。なんだ前玉回転式か。ビンのフタ開け用のゴムシートでくるんでプライヤーで挟んで確固たる意志とともに力を込めると回った、外せた。前玉のねじ部分に緑色のグリスがねっちり固まっていた。聖なる水(ベンジン)と爪楊枝、綿棒で掃除したらふつうにねじ込め回せるようになった。よしよしこうでなくちゃ。グリスアップしてピント調整したら撮影だ。しかしこれ、なんとなく距離計付きと思ってたけど目測やね。しかもfeet表示。ま、ええか。ええよこういうのも。11.5 USD。
2009-01-10
2009-01-07
FLEKTOGON
Agfa Karat36 のケースを作る
アイレットがないのでケースがないと持ち歩きにふべんなアグファカラート。クセノンの写りを見直したのでケースを作ることに。100円で買ったコニカのケースのサイズがぴったりだったので、これを利用することに。ネジの位置が合わないので合皮を剥がして移設。妻の携帯電話の革ストラップをもらって切って利用。写真はストラップをボンドで補強しているところ。
ストラップはカシメ金具3本で留めることにしたが、問題はその位置。巻き上げレバーを避けて前側にした。バランスが悪いが、ボディとの隙間も丁度いいのでそうすることに。金具隠しと移設後の三脚穴隠しの為に、革パンの裾を切ったときの切れ端をボンドで貼付けて完成。まあこんなもんか。
ストラップはカシメ金具3本で留めることにしたが、問題はその位置。巻き上げレバーを避けて前側にした。バランスが悪いが、ボディとの隙間も丁度いいのでそうすることに。金具隠しと移設後の三脚穴隠しの為に、革パンの裾を切ったときの切れ端をボンドで貼付けて完成。まあこんなもんか。
2009-01-04
LC-A 巻き上げ不良修理
ロモだ。軍艦を外したい。
1. まず前面カバー左右2本ずつのプラスネジを外してカバーを外す。既にかなり緩んでいた。
2. 軍艦部裏側のプラスねじ2本外す。このネジなめやすそう。
3. ここの革をめくるとマイナスネジがある。これ外す。このネジものすごくやわい。
4. 巻き戻しノブ下側を割り箸などで固定しながら外すと2本のマイナスネジ。これ外す。
これで軍艦が取り外せる。
巻き上げユニットにある2本の大きいマイナスネジを外すとユニットが持ち上げられる。配線断線注意。
巻き上げダイアルの底面が見える。ダイアル中心にマイナスネジがあるのを外したところ。どのネジも非常に頼りないし、ギアもプラスチックばっかり。
巻き上げダイアルをどけたところ。
正三角形の穴にダイアル側の正三角形の突起を嵌めるのだが、ここが外れていた。あまりにこころもとないのできょうりょく接着剤をつけて補強。この間にグレーの配線の半田がとれて断線したので半田付け。この後組み上げると巻き上げは可能になったがカウンタが進んだり進みかけて戻ったり。巻き上げユニットの下に逆回転防止ツメ、ユニット丈夫手前にカウントアップツメがそれぞれあって試行錯誤したがうまく行かない。カウントアップツメのバネが弱いのかもしれん、しかし深追いしたくなくなってきた。このブログの誤字を訂正する気もなくなってきた。とりあえずこれで撮ってみるか。回らなくなった時が撮影終了ということで。
1. まず前面カバー左右2本ずつのプラスネジを外してカバーを外す。既にかなり緩んでいた。
2. 軍艦部裏側のプラスねじ2本外す。このネジなめやすそう。
3. ここの革をめくるとマイナスネジがある。これ外す。このネジものすごくやわい。
4. 巻き戻しノブ下側を割り箸などで固定しながら外すと2本のマイナスネジ。これ外す。
これで軍艦が取り外せる。
巻き上げユニットにある2本の大きいマイナスネジを外すとユニットが持ち上げられる。配線断線注意。
巻き上げダイアルの底面が見える。ダイアル中心にマイナスネジがあるのを外したところ。どのネジも非常に頼りないし、ギアもプラスチックばっかり。
巻き上げダイアルをどけたところ。
正三角形の穴にダイアル側の正三角形の突起を嵌めるのだが、ここが外れていた。あまりにこころもとないのできょうりょく接着剤をつけて補強。この間にグレーの配線の半田がとれて断線したので半田付け。この後組み上げると巻き上げは可能になったがカウンタが進んだり進みかけて戻ったり。巻き上げユニットの下に逆回転防止ツメ、ユニット丈夫手前にカウントアップツメがそれぞれあって試行錯誤したがうまく行かない。カウントアップツメのバネが弱いのかもしれん、しかし深追いしたくなくなってきた。このブログの誤字を訂正する気もなくなってきた。とりあえずこれで撮ってみるか。回らなくなった時が撮影終了ということで。
10年前のLOMO LC-A
Datelux レストア
シャッターボタンがびくりとも下がらないのを探るため分解。なんとなく分解し始めて手強いことがわかってきたが、引き返さへんで。
レンズボードを外しかけてシャッターの上下動を伝える軸にあるスライダーの電池室近くのところが固着しているみたいなので液漏れらしき固まりを削ってベンジンつけてゆっくりと力を込めるとシャッターが切れた。
地道にシャッター運動を繰り返すと何とか普通にシャッターが切れるようになった。シャッターストロークが深いのは、固着したままシャッターを押し込もうとしたためだろう。シャッターボタンの直下の金属の曲がりを力技で調節して、まあこんなもんか、と。作業中思い出したが、このカメラ、暗いとシャッターがロックされる。くらいときはストロボ焚けちゅうことか。
<以下作業内容の記録>
・シャッター機構固着解消
・電池室腐食清掃
・後玉フィルム室側にカビ。爪楊枝をそっと当ててシャッター切りつつ強制開放状態にして清掃。
・フィルム室からシャッター羽根に鍵穴のくすり
<以下懸念>
・じゃっかん露出感度が弱いような気がする
・巻き上げレバーの組み上げ方をどこか間違えたのかグラついている
・ストロボは試してない
が、まあこのへんでフィルムを通してみるかと。レンズはかなり綺麗だ。ケンコーのスカイライトフィルターがついていたお陰か。撮影は20年ぶりということになる。
レンズボードを外しかけてシャッターの上下動を伝える軸にあるスライダーの電池室近くのところが固着しているみたいなので液漏れらしき固まりを削ってベンジンつけてゆっくりと力を込めるとシャッターが切れた。
地道にシャッター運動を繰り返すと何とか普通にシャッターが切れるようになった。シャッターストロークが深いのは、固着したままシャッターを押し込もうとしたためだろう。シャッターボタンの直下の金属の曲がりを力技で調節して、まあこんなもんか、と。作業中思い出したが、このカメラ、暗いとシャッターがロックされる。くらいときはストロボ焚けちゅうことか。
<以下作業内容の記録>
・シャッター機構固着解消
・電池室腐食清掃
・後玉フィルム室側にカビ。爪楊枝をそっと当ててシャッター切りつつ強制開放状態にして清掃。
・フィルム室からシャッター羽根に鍵穴のくすり
<以下懸念>
・じゃっかん露出感度が弱いような気がする
・巻き上げレバーの組み上げ方をどこか間違えたのかグラついている
・ストロボは試してない
が、まあこのへんでフィルムを通してみるかと。レンズはかなり綺麗だ。ケンコーのスカイライトフィルターがついていたお陰か。撮影は20年ぶりということになる。
2009-01-02
リコーフレックスはニューダイア
2009-01-01
思春期のデート
納戸を整理してたら段ボールからキヤノンデートルクスを発掘。大学に入ったときに父親から譲り受けたカメラ。すっかり捨てたものと思っていたが、あったんやなあ。シャッター下りひんけど。京都はこれで撮り捲ったと言いたい所やけど、一回生のころ白黒で撮ったんは覚えてるものの2回生以降はこれを使った記憶がない。もっとさかのぼると1977が発売年やから、小学校6年から高2くらいまでの思春期はこれで撮られてたんやろな。少しは自分で使ったかもしれん。我が家のメインは、高校のときにオートフォーカスのオリンパスかなんかのプラカメに取って代わられて、それ故京都に持ってったんやろなあ。そして東京に持ってきたまま忘れ去られておった。そして今またフィルムを通されることになるかもしれん。
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