小傷だらけの35MCの前玉。まあこのまま撮ってみるかなあ、と思いながらもレンズ周りのスリバチ状のプラスチックを外して観察していて思いついた。これ、昔直せずに保管してあったElectro35FCのレンズと同じちゃうか?...とFC取り出してみると、やっぱり同じ YASHINON-DX 1:2.8 40mm。こっちも観察するとレンズの固定リングも同じ。FCのほうから外してみるか、とやってみると、レンズの周りのうすいカニ目リングを外すとあっさり前玉が取り出せた。<注意>その外側に3つのプラスネジは緩めないこと。これを緩めるとピント合わせが必要になってしまう。
ところが、MCのほうはリングが非常に硬い。かに目もナメた。しょうがないのでクレ556微量をリングの周りにしみ込ませて一晩浸透を待つ事に。今朝再度思い切り回したらなんと回った。待つもんやね。晴れてレンズ交換完了。ちょっとした充実感。
この写真は交換後のFCにMCの傷だらけのレンズを仮止めしたところ。ちなみにカニメリングも交換しといたのでFC側にナメたボロリングが。MCのほうはCDSを黒いテープで塞いでスローシャッターにしてピント確認したら、なんとなく合ってそうなので、これで1本撮ってみることに。
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4 comments:
おー、そういう伏線が張ってあったか。世の中ようできてるもんやね。そう思うと、そのMCはやはりそっちに行った方が幸せやったんやな。明日名古屋に寄れれば、俺にかてMCをゲットするチャンスがあるかもしれんし。……まあ、ないやろな。
しかし比べてみると、こんだけボディの大きさが違うのに、レンズは同じなんね。そりゃ技術者は相当頑張ったんやろねえ。写りがますます楽しみ。
この調子で後ろ玉も交換したろかなという欲もあったけど、電子カメラでこのサイズやし取り敢えず撮ってみることに。発売年も1973同士やしまあ大丈夫かなと踏んでるが。つくりはMCのほうが断然ええね。FCがプラスチックのところを金属使ってたりするし。
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